【声明】やなぎ・後藤前議員に、福岡地裁が名誉棄損で110万円を払えと不当判決 これまでのご支援に心から感謝するとともに、控訴して不当判決を正すためにたたかいます やなぎ・後藤裁判ニュースNO.2

日本共産党の栁明夫・後藤宏爾前糸島市議(以下、やなぎ・後藤前市議とする)が、伊藤千代子糸島市議(無所属)から555万円の損害賠償を請求された裁判で、今年8月9日、福岡地裁はやなぎ・後藤前糸島市議に名誉毀損行為があったから110万円を支払えという不当な判決を行いました。伊藤議員の提訴は正当な言論、議員活動への不当な圧力、妨害であり、勝訴をめざして「やなぎ・後藤さんの裁判を支援する会」がつくられ、全県の皆さんに支援募金を訴え、多くの募金が寄せられて裁判をすすめることができました。心からの感謝を申し上げます。

不正に交付金を受給した事実はないのに、伊藤市議は詐欺横領の疑いがあると議会やブログで非難中傷

2021年9月議会を発端に、伊藤市議は泊1区の環境保全組合などが、環境美化活動を国の多面的機能交付金の対象作業と偽って申請し、交付金を不正に受給したのは、詐欺横領の疑いがある行為であると、市議会一般質問や自身のブログで非難中傷を始めました。

やなぎ・後藤前市議は調査の結果、泊1区の環境保全組合などは多面的機能交付金の対象作業を適正に行い、一部に事務的な不備はあったものの不正に交付金を受給した事実はないと判断。「不正」の告発を受けて調査していた九州農政局も問題はないとして、2020年12月に調査を終了していました。

やなぎ・後藤前市議は伊藤市議の言動は地域や個人の名誉を傷つけ地域を分断するものと批判、正すために「糸島の風」号外を発行

やなぎ・後藤前市議は、2021年12月に議会報告である「糸島の風」号外を発行し、不正受給の事実はなく、伊藤議員が誤った主張を続けることは、地域や個人の名誉を傷つけ地域を分断するものだと批判し、これを正そうとしました。伊藤議員はこの「糸島の風」号外が名誉毀損だと裁判で主張してきました。

地裁の審理の最大の争点は、泊1区の環境保全組合などが意図的に不正、詐欺横領を行ったとする伊藤議員に対し、やなぎ・後藤前市議は地域の名誉を守るために、そのような事実はどこにもないと反論し、「共産党は不正を正していない」との伊藤議員の中傷に応えて「糸島の風」号外で伊藤議員を批判したのですが、そのことが正当かどうかということでした。

泊1区などが提訴した裁判の地裁・高裁判決は、不正受給の事実を明確に否定し、伊藤市議に損害賠償を命じた

交付金の「不正受給」については、泊1区の環境保全組合などが伊藤議員を名誉毀損で訴えた別の裁判では、福岡地裁・高裁ともその事実を明確に否定し、伊藤議員に名誉毀損の不法行為があったとして損害賠償金の支払いを命じています。泊1区の環境保全組合などが交付金を不正に受給し詐欺横領を行ったという伊藤議員の主張は、根拠がなく誤りだとこの裁判所では判断されています。

やなぎ・後藤裁判の地裁判決は、最大の争点「不正受給」については何も言わず「領収書の代筆」だけで名誉毀損、110万円払えと命ずる不当判決

ところが、8月9日の今回の福岡地裁判決は、最大の争点である「不正受給」については何も判断せず、交付金の事務手続きの不備を是正する過程で起こった、自治会役員による交付金領収書の本人の承諾を得ない代筆問題だけを切り離し、本人の了解を得ない代筆は文書偽造罪に当たる可能性があるとしました。そのうえで、やなぎ・後藤前市議は伊藤議員の不正行為の主張は何の根拠もないと言っているが、この点は根拠があり名誉毀損に当たると110万円もの損害賠償を命じました。

地裁判決は正当な言論と議員活動を萎縮させるおそれ 誤った判決を正すため高裁に控訴

この判決は、極めて不当であり誤った判決です。このような判決を認めれば、正当な言論と議員活動を萎縮させるおそれがあるため、やなぎ・後藤前市議は弁護団と相談し、福岡高裁へ控訴しました。控訴理由の概要は以下の通りです。

やなぎ・後藤前市議の主張は、伊藤議員の言う「不正」は交付金の「不正受給」、詐欺横領であり、別件の福岡地裁・高裁もともにその事実を否定したように、犯罪や交付金の返還に当たる「不正」は何もないということです。領収書の代筆のみを切り離して不正だと判断するのは、裁判全体の争点の枠組みを無視するものであり、誤っています。

領収書を本人の承諾を得ずに代筆することは、もとより適切とは言えませんが、金銭は本人の娘さん夫婦が受領し、本人に渡されています。領収書の代筆は環境保全組合の指示ではなく、現金を渡しにいった自治会役員さんの個人の判断であることは、法廷での証言で明らかにされています。金銭の授受が行われたことは伊藤議員も認めており、組合の組織的行為でないことも明白ですが、8月9日の福岡地裁判決はこの事情には何も触れていません。領収書の代筆は手続き的ミスであり、悪意のある不正行為ではありません。

勝訴をめざしてたたかいます! 新たなご支援をお願いします

地裁の不当判決に屈せず高裁に控訴し、正当な言論、議員活動を守るために、勝訴をめざしてたたかっていきます。全県からの暖かい募金で地裁での費用は全額払うことができましたことに、厚い感謝を申し上げるとともに、そのために、高裁での裁判費用の新たなご支援を改めてお願いするものです。

日本共産党 やなぎ明夫

2022年まで糸島市議(2期)をつとめた日本共産党のやなぎ明夫のホームページです。次期市議選で議席回復めざし奮闘中。

0コメント

  • 1000 / 1000